サイコロ

回路図


10進カウンタを利用した電子サイコロです。

回路左上はクロック信号を作るインバータで構成された発振回路です。
回路左端はスイッチを押し、離してもしばらくルーレットを回しつづけるための遅延回路です。
カウンタのクロック入力に接続されたゲート回路は、スイッチが押された時のみ、クロック信号をカウンタに、伝えるための制御回路です。
10進カウンタは、6パターン出力するために0〜5までカウントするとリセットし、また0〜5をカウントするように6進カウンタとして働きます。
カウンタとLEDの間のゲート回路はデコード回路でカウンタの0〜5の出力をサイコロの目に変換します。

スイッチが押されると、発振回路からゲートを通してカウンタにクロック信号が入力されます。
スイッチを離しても、コンデンサに電気が蓄えられていますので、しばらくクロック信号が
カウンタに入力されつづけます。
クロック信号が入力されている間、カウンタは、カウントしつづけ、カウント出力は、デコーダ回路でデコードされLEDによってサイコロの目として点灯されます。
コンデンサに蓄えられていた電気がなくなると、カウンタにクロック信号が入力されなくなり、カウントが停止し、LEDも止まります。