電池スナップの加工



ブレッドボードで、電池を電源に使って実験するためには、
電池ボックスから電池スナップで電気を供給するのですが
電池スナップはもともとブレッドボードで
使う事を前提に作られていません。

電池スナップに使われているビニール線の中身は、
より線か、より線に半田をしてある物です。
そのまま使用すると耐久性がないため
直ぐに切れてしまい、中に切れ端が残り
最悪の場合ブレッドボードが使えなくなります

そこで、ブレッドボードで使えるように補強する必要が
あるのです。


材料・道具


加工手順

0.5mmのスズメッキ線または、抵抗の足を
2本、2cmほどに切ります。
切ったスズメッキ線を電池スナップのビニール線・赤の
被覆を剥いだ芯線生え際にあて、2cm切ります。
切り終わったら、被覆を6mmほど剥いで芯線を出します。
心線を出したら、赤・黒、両方の心線をよじります。
心線をよじり終わったら、芯線に予備半田をします。
ビニール線・赤を目玉クリップで基板の切れ端の上に
固定します。
先ほど切った2cmのスズメッキ線をビニール線・赤の
芯線に沿わせて目玉クリップで固定します。
半田でスズメッキ線とビニール線・赤を半田付します
同じ要領で、ビニール線・黒も目玉クリップで基板の切れ端
の上に固定します。
残りのスズメッキ線をビニール線・黒の芯線に沿わせて
目玉クリップで固定します。
半田でスズメッキ線とビニール線・黒を半田付けします
収縮チューブ赤.・黒を1.5cm測ります。
収縮チューブ(φ2.0mm)赤.・黒を1.5cmに切ります。
収縮チューブ赤.・黒をそれぞれ赤・黒の線に通し、先程
半田付けしたところを隠れるように覆います。
収縮チューブ赤.・黒にドライヤーで温風をかけて縮ませます。
収縮チューブがしっかり縮んだら、余分な線は切って、
スズメッキ線が8mm程度出るようにして出来あがりです。