携帯電話の電波でLEDを点灯



電池が無くても携帯電話の電波で発電してLEDを点灯させる事が出来ます。
同じ原理はを無線機の出力を見るのに使う、簡易電界強度計などでも見られましたが、
こちらは、グルグルコイルを巻かなくても順方向電圧の低いショットキーバリアダイオード
を使えば、光らせる事が出来ます。

エナメル線(10cm位/太さ0.5mm)とLED(高輝度クリアタイプ)、ショットキーバリアダイオード、紙ヤスリを準備します。
エナメル線の両端は、半田付けをするので紙やすりで5mm程度メッキを削り落としておきます。
LED、ショットキーバリアダイオードは、ダイオードです
ので向きがあります。
写真では、
LEDの極性は、
線の「長い」方、樹脂部分に欠けが「無い」方が、アノード
線の「短い」方、樹脂部分に欠けが「有る」方が、カソード
ショットキーバリアダイオードの極性は
白い帯の「無い」方が、アノード
白い帯の「有る」方が、カソード

です。
LEDは、線の長さが同じ物や樹脂の欠けの位置の違う
物がありますので、わからない時は、LEDチェッカ−など
で調べてください。
回路図です。
LED、ショットキーバリアダイオードの極性と、接続をよく確認して下さい。

テーブルや机を半田で焦がす事が無いように、作業が行いやすい場所を確保して下さい。
LEDやショットキーバリアダイオードなどの半導体は、熱に弱いので、余り長い時間半田付けをしていると壊れてしまいます。
そこで、半田付けに自信が無い人は、目玉クリップなどでお互いのリード線を固定すると作業が行いやすいです。
写真下は、いらなくなったプリント基板の切れ端を使った治具です。ガラスエポキシ基板ですので、半田の熱に耐えますから、コテを押しつけても基板は大丈夫です。
(治具は基板の部品面で半田付けして下さい。パターン面で半田付けしますと、銅なので部品とくっついてしまいます。)
完成しました。
携帯電話のアンテナに通し電話を電話をかけて見てください。