7セグメントLEDのチェック方法


実験をしていると、カタログを無くしてしまったり、基板から外した、データ不明の7セグメントLEDを調べなければならない事があります。
そんな時、テスターを使って調べるよりも、LEDチェッカーブレッドボードを使うと、比較的簡単にチェックが出来ます。

まず、調べる7セグメントLEDの外形図を準備します。
この外形図に各セグメントのピン配置を記録していきます。







7セグメントLEDのチェックの手順
まず、ブレッドボードにデータ不明の7セグメントLEDを挿します。
次に、何処か1ピンを固定点として決め、そこにLEDチェッカーの端子をどちらか(プラスかマイナス)挿します。
余った方の端子で、固定点以外のピンを順番にあたっていきます。

結果は、7セグメントLEDが壊れて全く点灯しない場合を除いて
次の4つに分けられると思います。


アノードコモンの場合 カソードコモンの場合
状態1 全点灯・・・偶然、選んだ固定点がコモンと一致、LEDと電源の極性が一致
状態2 全消灯・・・偶然、選んだ固定点がコモンと一致、LEDと電源の極性が逆。
処置・・・端子を逆にして調べる。
状態3 1箇所だけ点灯・・・偶然、選んだ固定点がコモン以外、LEDと電源の極性は一致
処置・・・点灯したところがコモンなので、そこを固定点にして調べる。
状態 4全消灯・・・偶然、選んだ固定点がコモン以外、LEDと電源の極性も逆。
処置・・・端子を逆にして調べる。