ネオン管1個点滅回路
ネオン管1個の点滅回路と作ってみましょう。
この回路は弛張発振回路といいます。
トランジスタなどの半導体を使わずに、
コンデンサと抵抗だけで構成されています。
古い電子工作の文献では、ノコギリ波発生回路や
値のわからないコンデンサを点滅の速度で
調べたりしていたようです。
回路の原理
電源を入れると、抵抗R1を通してコンデンサC2に充電されます。
この充電電圧がネオン管の放電電圧に達するとネオン管ランプを通して
一機に放電されます。
(ちょうど、ししおどしに水が溜まり重さに絶えきれず
頭を下げて水を吐き出しまた元の位置にもどるのに似ています。)
組立て手順
ラグ板にACコードを半田付けします。 |
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写真の矢印の箇所、ダイオード、抵抗のみ 半田付けします。 下の列のヒューズホルダーは、まだ同じ端子に 線が入りますので半田付けせずに、足だけ端子に からませて下さい。 半田付けが終わったら余分な足をニッパで切り、 後程使うのでとっておいて下さい。 |
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電解コンデンサ、ポリプロピレンコンデンサ、ネオン管の足を 図の位置に入れてください。 |
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(裏面) 電解コンデンサ、ポリプロピレンコンデンサ、ネオン管の足を ラグ板に半田付けして下さい。 半田付けが終わったら余分な足をニッパで切り、後程使うので とっておいて下さい。 |
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(裏面) とって置いた部品の足をネオン管の端子からヒューズホルダの端子 までを通して、矢印の位置を半田付けして下さい。 |
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木ネジとスペーサーでかまぼこ板に固定したら出来あがり。 配線を良く確めてからACコードをAC100Vに接続して下さい。 前後左右外観 |