555タイマーICを使った電子ピアノ




555を利用して電子ピアノを作ってみました。
555は抵抗とコンデンサの組み合わせで発振周波数を決めることが出来るICです。
電子ピアノは発振周波数を決める抵抗をVRで可変して音を合わせています。
市販されている汎用部品を使った電子ピアノキットも、トランジスタやデジタルICなど方式は違いますが、同じように発振回路を構成する抵抗を可変して
音を合わせる方式が多いようです。

回路図
部品表



組み立て


パーツ一覧


パーツの加工

ICは丸ピンICソケットに入れて補強。
完成図をよく見て、部品のリードは最適な間隔にフォーミングし、リードの長さは、ジャンプワイヤーと同じ程度でカットしてください。
特に立てて取りつける抵抗(1kΩ)と茶色のジャンプワイヤのフォーミングは、長さや間隔に気をつけてください。

ショートや誤配線に気をつけて、見やすい配置・配線になるようにしましょう。


まず、発振回路を作り、タクトスイッチを押して、音が出るか確認します。
  


音が出る事を確認したらタクトスイッチと半固定ボリュームを外し、残りのジャンプワイヤーを配線します。





タクトスイッチとボリュームを付けたら組み立ては完成




完成したらタクトスイッチを押してみてください。
まだ音を合わせていないので、全くデタラメな音が出るはずです。
スイッチを押しながら、半固定ボリュームをドライバーで回して、音(発振周波数)を順番に合わせていきます。