プラスチック下敷きで静電気実験
↑ただのプラスチックの下敷きです。
小学生の頃、プラスチックの下敷きを頭に擦りつけて髪の毛を立たせ、お互いに見せ合った事は、一度くらいはあるのではないでしょうか。 この実験で摩擦による静電気の発生と、プラス電気・マイナス電気の引っ張り合う性質を確かめられます。 何もしていないプラスチックの下敷きと髪の毛は近づけても何も反応しません。 しかし、プラスチックの下敷きを髪の毛に擦る事によって、摩擦エネルギーで、髪の毛の電子が原子の束縛から離れ、プラスチックの下敷きに電子が移ります。 すると、電子を失った髪の毛は、プラスの電気を持つ陽子割合が多くなり、プラスに帯電し、電子をもらったプラスチックの下敷きは、マイナスの電気を持つ電子の割合が多くなりますのでので、マイナスに帯電します。 この状態で、プラスチックの下敷きをゆっくりと、髪の毛に近づけると、髪の毛側のプラス電気とプラスチックの下敷きのマイナスの電気が、お互いの引き合い、髪の毛が立ちます。 マイナス、またはプラスに帯電し、動かない電気を静電気と呼びます。 |
材料
プラスチックの下敷きとあなたの髪の毛