ラグ板で作るゲルマラジオ



蒲鉾板の上にラグ板を固定して作った、電子工作の定番ゲルマラジオです。
ラグ板は、板の上に固定すると動かないので、半田付けの練習には最適です。




材料



パーツ名 定格 数量
ゲルマニウムダイオード 1N34、1N60、OA90など
ポリバリコン 300pF
ポリバリコンダイアル
セラミックイヤホン
バーアンテナ 300uH
ラグ板 4P
木ネジ 15mm
ベークスペーサ 5mm
蒲鉾板 一流メーカー品
ジャンプワイヤー 緑(5インチ=12.7cm)2本。又は、
スズメッキ線とビニール線
2
アンテナ線 ビニール線白10m
GND線 ビニール線黒10m
みの虫クリップ


アンテナ線とGND線



作り方は、アンテナ・アース・接続線をご覧下さい。



工具



工具名
半田コテ 半田付け作業に
半田
コテ台
ニッパ 部品のリードやビニール線のカット
ピンセット 曲げ、押さえ作業
+ドライバ ラグ板、ダイヤル取りつけ
目玉クリップ ポリバリコンのリード半田付け
要らない基板の破片



ジャンプワイヤのビニールを剥いてください。
(ビニール線の場合は、剥かないでそのまま)
イヤホンのリードを6cm程度ほどいて、ほどいた根元で縛り、予備半田をして下さい。
ジャンプワイヤーから抜き取った芯線、又は、スズメッキ線や要らない抵抗のリードなどを2cm程度切り、ポリバリコンの端子に1本ずつ半田付けしてください。
ラグ板をベークスペーサを挟んで、蒲鉾板に止めてください。
ジャンプワイヤーのビニール被覆、又は、ビニール線で、バーアンテナとイヤホンを、ラグ板の下のベークスペーサに巻きつけて、固定して下さい。
極性や位置に気をつけて、ダイオード、イヤホンのリード線、ジャンプワイヤの芯線(または、スズメッキ線)を、ラグ板の穴に通し、半田付けをして、余分なリード線をカットして下さい。
位置に気をつけて、バーアンテナのリード線、ポリバリコンのリード線、ジャンプワイヤの芯線(または、スズメッキ線)を、ラグ板の穴に通し、特にポリバリコンは、容器が半田で解けないように、ラグ端子から少し離して、半田付かないように気をつけて、半田付け作業をして下さい。
半田付けが終わったら、余分なリード線をカットして下さい。
ポリバリコンをジャンプワイヤーから外したビニールチューブ、又はビニール線でラグ板に縛って固定して下さい。固定したら、余分なチューブはカットして下さい。
ダイヤルをネジ止めして出来あがりです。